JR今市駅の発車メロディーが4月から、作曲家の故船村徹(ふなむらとおる)さんが手がけた名曲「王将」になる。JR駅で船村さんの作品が起用されるのは全国初。今市の道の駅「日光街道ニコニコ本陣」が13日、JRの協力で4~6月のJRグループの大型観光企画「栃木デスティネーションキャンペーン(DC)」期間中に実施する、と発表した。

 演歌歌手の故村田英雄(むらたひでお)さんが歌う「王将」は1961年11月発売。戦後初のミリオンセラーとして知られる。

 発車メロディーの変更は、道の駅に「日本のこころのうたミュージアム 船村徹記念館」があり、船村さん自身が今市と縁が深いことなどから企画された。全国では2017年3月から北総鉄道が矢切駅(千葉県松戸市)で「矢切の渡し」の曲を使用している。

 王将は(1)知名度の高さ(2)船村さんと親交が深い著名歌手の作品(3)歌詞に地名がない−ことを基準に選ばれた。

 「ふるさと栃木の自然」のイメージを目指し、作品をアコースティック・ギターでアレンジした。