C11の207号機のSL「大樹」=2016年12月、埼玉県久喜市

 東武鉄道が、日光市内の鬼怒川線で走らせている蒸気機関車(SL)列車「大樹」向けに、2両目となる「C11」1両を鉄道保存団体から取得したことが7日分かった。今後、埼玉県久喜市の南栗橋車両管区に運び、整備して走れるように復元する。営業運転開始時期は今後詰める。観光客呼び込みと地域活性化に一役買いそうだ。

 この機関車は、かつて滋賀県にあった旧江若(こうじゃく)鉄道の発注で日本車両製造が1947年に製造したC11の1号機。当初は「ひえい」の愛称で琵琶湖近くを走った。北海道東部の釧路駅(釧路市)と炭山を結ぶ旧雄別鉄道へ移籍した後、貨物鉄道の旧釧路開発埠頭(ふとう)で現役を退いた。