福田富一(ふくだとみかず)知事は2日までに、4月1日付で発令する県幹部人事を固めた。知事部局9部局長のうち5人が定年退職などで入れ替わるが、地方創生を堅実に実行するため継続性と経験を重視し、定年退職を除く部長はほとんど留任させる。異動内示は20日。

 地方創生を推進する総合政策部長には同部総合政策課経験のある冨田哲夫(とみたてつお)会計局長(59)を起用。4月から大型観光企画「デスティネーションキャンペーン」の本番を迎える産業労働観光部長には茂呂和巳(もろかずみ)同部次長兼産業政策課長(56)が、指定廃棄物処分場問題を抱える環境森林部長には鈴木峰雄(すずきみねお)同部次長兼環境森林政策課長(58)がそれぞれ昇格する。

 危機管理などを担当する県民生活部長には石崎金市(いしざききんいち)経営管理部次長兼人事課長(58)を充て、会計局長には矢野哲也(やのてつや)県土整備部次長兼監理課長(57)が就く。

 経営管理、保健福祉、農政、県土整備の各部長は留任する。

 知事部局以外では議会事務局長に篠崎和男(しのざきかずお)県民生活部次長兼県民文化課長(57)、人事委員会事務局長に沼尾正史(ぬまおまさし)総合政策部次長兼総合政策課長(58)、監査委員事務局長に篠崎直樹(しのざきなおき)危機管理監(58)が昇任。企業局長、労働委員会事務局長は留任する。

 また、小祝章二(こいわいしょうじ)東京事務所長(59)、美野輪茂(みのわしげる)監査委員事務局長(59)、和田裕二(わだゆうじ)県民生活部長(59)、杉本宏之(すぎもとひろゆき)農政部次長(59)、赤上尚(あかがみひさし)企業局次長兼経営企画課長(59)の5人が県理事に就任。小祝氏が現職を兼務するほか、4人はそれぞれ県美術館長、とちぎ健康福祉協会理事長、県農業大学校長、とちぎ建設技術センター副理事長に就く見込み。

 定年退職する部長級では北村一郎(きたむらいちろう)総合政策部長が副知事に就任する。元副知事の須藤揮一郎(すどうきいちろう)博物館長は県信用保証協会会長、浅香達夫(あさかたつお)環境森林部長は県産業振興センター理事長、香川真史(かがわまさし)産業労働観光部長は東京事務所のとちぎのいいもの販売推進本部長、原山光史(はらやまこうじ)議会事務局長は県国際交流協会理事長、石塚勉(いしづかつとむ)人事委員会事務局長は県保健衛生事業団理事長、近藤真寿(こんどうしんじ)県理事(とちぎ未来づくり財団理事長)が県済生会支部長にそれぞれ就任する見通し。