プロバスケットボールB1第8節は7日、ブレックスアリーナ宇都宮(宇都宮市体育館)ほかで9試合を行い、東地区首位の栃木ブレックスは同地区2位の千葉と対戦、73-61で競り勝った。2連勝で通算成績を11勝2敗とし、東地区首位をキープした。
10勝2敗同士の“首位決戦”。ブレックスは堅守で全クオーター(Q)の失点を10点台に抑え、最終盤は15連続得点で一気に勝負を決めた。
開始直後こそリードを許したが、ライアン・ロシターやジェフ・ギブスなどのリバウンドで流れを引き寄せた。鵤誠司(いかるがせいじ)、遠藤祐亮(えんどうゆうすけ)らが素早い展開で得点を重ね、35-28で前半を折り返した。
後半は千葉の速いパス回しと外国籍選手のコンビプレーに苦戦し、第4Q5分に逆転を許した。しかし、58-61で迎えた6分から15連続得点。鵤の3点シュートで同点、ライアン・ロシターのシュートで再逆転し、そのまま逃げ切った。
ブレックスは10、11の両日午後3時5分から同会場で福岡を迎え撃つ。