フォークソング部に体験入部し、歌を披露する高雄さん(左から2人目)

 【宇都宮】上戸祭町、高雄千鶴(たかおちづ)さん(93)が、駒生町の県シルバー大学校中央校に今秋入学し、元気に通学している。同校は「入学した時点の年齢で過去最高齢かもしれない」としており、意欲的に学ぶ姿は同級生の憧れの的にもなっている。

 戦前に朝鮮半島で生まれた高雄さんは、戦後に山口県下関市に在住。30年前に夫に先立たれ1人暮らしを続けていたが、高齢を気遣った宇都宮市在住の次女(62)が今年5月に呼び寄せた。

 下関市にいた頃は、仲間と油絵や音楽、マージャンなどを楽しんでいた高雄さん。社交的な姿を知る次女が同校を紹介した。高雄さんは「毎日を充実させたい、何かやりたい、と思っていたのですぐに申し込みました」と話す。

 10月に入学し、行きは娘の車、帰りは友人の車に同乗するなどして通学。毎週1回午前10時から午後3時まで、環境や郷土史、福祉などを学ぶ。期間は2年間で「カリキュラムが充実していて驚いた。運動は難しいかもしれないが、ほかの科目にはいろいろ挑戦したい。特にパソコンに興味がある」と目を輝かせる。