【大田原】定例市議会は28日、会派代表質問を行い、3人が質問した。市執行部は(1)子育て支援へ専門知識を有する保健師を配置する(2)イノシシ肉活用推進に向け協力する−などと答えた。質問者は高崎和夫(たかさきかずお)(政友会第一)引地達雄(ひきちたつお)(政友会第二)滝田一郎(たきたいちろう)(一誠会)の各氏。

 ■専門の保健師配置

 市は新年度から、「子育て世代包括支援センター」で月10日程度業務を行っている臨時保健師に代えて、専門知識を有する常勤の保健師を1人配置する。

 市内の子育て家庭の60%が核家族であり妊娠、出産、子育てに不安を抱える人が増加していることなどに対応する。岩井芳朗(いわいよしろう)保健福祉部長は「一人一人とゆっくり関わることが必要。『子育てコンシェルジュ』の名称で配置する」と述べた。滝田氏が質問した。

 ■イノシシ肉活用推進

 2017年の市のイノシシ捕獲実績は178頭。埋設を基本に処分しているが、対応に苦慮している。

 市は昨年末、那珂川町から町境の市内で捕獲したイノシシの放射性物質検査をしたいという要請を受けて協力を始めた。同町内のイノシシ肉加工施設で受け入れが可能か探るという。佐藤芳昭(さとうよしあき)産業振興部長は「同町、県とも連携し、イノシシ肉の活用推進についてできるだけ協力していく」とした。高崎氏が質問した。