宇都宮市と芳賀町が進める次世代型路面電車(LRT)事業で、福田富一(ふくだとみかず)知事は23日、建設費に対し約25億円を補助する考えを明らかにした。両市町からの要望を受け入れ、事業のための借金返済に対する財政支援から一部を切り替える。支援の上限額83億円は変更しない。

 同日の県議会2月通常会議代表質問で、螺良昭人(つぶらあきひと)氏(とちぎ自民党議員会)の質問に答えた。

 LRT総事業費は約500億円(税込み)で、半額は国の支援が見込まれる。福田知事は、建設費への支援額について「事業費から国費を除いた額(約250億円)の1割相当」と説明。補助期間は2018~21年度が見込まれ、各年度の配分額は今後決める。財源は、宇都宮市街地開発組合の解散に伴い分配される剰余金約60億円から充てる。

 福田知事は、同町から要望を受けていた事業に伴う町内の道路拡幅工事や用地買収を受託する考えも示した。