平昌(ピョンチャン)冬季五輪フィギュアスケート男子で羽生結弦(はにゅうゆづる)(23)、宇野昌磨(うのしょうま)(20)の両選手が金、銀メダルに輝く快挙に、県内のフィギュアスケート関係者らも「夢のよう」「感動した」と祝福の声を上げた。

 「長年フィギュアに携わってきたが、こういう瞬間が訪れるとは本当に夢のようだ」。県スケート連盟副理事長で、国民体育大会の本県フィギュアスケート監督を務める菊地芳更(きくちよしつぐ)さん(49)は快挙の余韻をかみしめた。

 県内の競技者数は小中高校生を中心に約40人で、そのうち男子は5人ほどだという。「競技をしている子は意欲が高まるだろうし、羽生君や宇野君を見て『フィギュアをやりたい』と思う子が増えてほしい」と期待を寄せた。

 県高校総体男子で2016、17年と2連覇した宇都宮北高2年平田(ひらた)大和(やまと)さん(17)は「4年に1度の大舞台で力を発揮できるのがすごい」と驚いた。

 中学時代まで仙台市で過ごし、羽生選手がかつて在籍したクラブ「宮城FSC」で練習した。右足首のけがを乗り越え、五輪2連覇の偉業を成し遂げた先輩の勇姿に「調整を間に合わせたのはさすが。宮城にいた頃から努力を見ていたので、その努力が連覇につながって良かった」と喜んだ。