遊歩道を整備する協議会のメンバーたち

 【塩谷】佐貫の国指定史跡「佐貫石仏(せきぶつ)」を中心に地域活性化を進めようと、佐貫地域活性化推進協議会(斎藤利一(さいとうりいち)会長)は石仏周辺の遊歩道整備を進めている。これまでは石仏を下から眺めるだけだったが、山を登って周辺の景色も楽しめるようにする。来年中の完成を目指しており、4日はメンバー11人が4時間ほど作業した。

 石仏は鬼怒川沿いの岩に彫られた磨崖仏(まがいぶつ)で、平安~鎌倉期に造られたとされる。1926年に国指定史跡となった。宇都宮市篠井町の東海寺が管理する。

 協議会のメンバーは、農家を中心に50~80代約15人で組織。石仏の奥の院が136年ぶりに開帳された2015年3月に活動を始めた。ボランティアで石仏周辺の草刈りや近くの琴平神社に続く階段整備などを行い、観光客増加や地域活性化を目指している。