水道管の凍結・破裂が急増 宇都宮市への問い合わせ「異常事態」

 強い寒波の影響で今冬、県内各地で水道管の凍結や破裂が相次いでいる。宇都宮市には先月、市民からの問い合わせが700件寄せられ、水道業者には修理の依頼が殺到。修繕に時間がかかるケースも出ている。当面は県内全域で低温が続くと予想され、各自治体は「夜間に少量の水を出しておく」「水道管などを布で覆う」といった凍結防止策を呼び掛けている。

 県内では1月中旬以降、冷え込みが本格化。宇都宮市では24日から最低気温が氷点下5度を下回る日が続き、27日には今季最低の氷点下8度となった。低温により、県内各地でトイレや風呂場の蛇口や水道管の破裂が続出し、屋外メーターボックス内の水道メーターのガラス部分が割れる被害なども出た。

 宇都宮市によると、問い合わせは1月下旬以降増え、27、28日の週末に集中。「水道管が破裂して水が止まらない」「凍っていて水が出ない」といった電話が2日間だけで500件を超えた。冬場の1シーズン全体でも30件程度の例年と比べ、「異常な事態」(同市上下水道局)だという。