佐野日大高の女子バレーボール部顧問だった男性教諭(53)が部員を蹴るなどの体罰を行い、同校が8日付で県高体連や県に報告していたことが16日、同校への取材で分かった。

 同校によると、男性教諭は2015年10月、同校で行われた練習試合で、当時3年生だった主力部員1人の太ももを3回蹴り、胸部を5回殴った。部員が痛みを訴えたことで体罰が発覚。打撲など全治約2週間のけがだった。

 学校の調査に対し男性教諭は「チームを引き締め、他の選手に連帯性を意識させるためだった」などと説明。部員宅を訪れて謝罪したという。男性教諭は約3週間の出勤停止と減給の懲戒処分を受けた後、外部コーチと指導に当たることを条件に一時的に顧問に復帰したが、昨年3月に解任された。

 この件を同校は県高体連などに報告しておらず、昨年12月、事態を把握した高体連が報告書の提出を求めていた。