法輪寺を出発する行列の一行

 【大田原】日本一大きな寄せ木造りの天狗(てんぐ)面で知られる佐良土の光丸山法輪寺で3日、恒例の光丸山大祭が行われ、多くの参拝客でにぎわった。

 同寺は慈覚大師円仁(えんにん)が860(貞観2)年に開いたと伝わる。全国でも珍しく神仏混交の面影を残しており、大祭では「みこし渡御」を行っている。

 読経後、みこしや約2メートルの天狗面のレプリカなどが、猿田彦(さるたひこ)や僧侶約30人の行列とともに境内を出発。ほら貝と太鼓の音を響かせながら地区内を約2キロ練り歩いた。

 毎年訪れているという那珂川町馬頭、平山紀子(ひらやまのりこ)さん(63)は「天狗面は立派で迫力があった。今年も家内安全を祈った」と笑顔で話した。