福田富一(ふくだとみかず)知事は4日の新春記者会見で、妊娠から出産、子育てまで切れ目なく母子を支援する「頑張るママ応援パスポート事業」(仮称)を、2018年度中に市町と共同で構築する方針を明らかにした。人口規模の違いや医療機関の偏在があっても、県内全ての市町で必要なサービスを受けられる体制整備が目的。特に、産後うつや新生児虐待が発生しやすい生後1カ月以内の対策に重点を置き、制度設計を進める。

 県保健福祉部によると、産後1カ月以内に母親を支援する仕組みは全県的に手薄だという。新事業では、出産直後の母親に対する心と体のケアや育児サポートなどを軸に、市町と具体的な対策を取りまとめる。福田知事は、事業の理念について「母親が子育てを応援されていると実感できる仕組み」と説明した。