オーガニックワインとオーナー自慢の料理で楽しいひとときを過ごせる

 仕事を終えた帰宅前や大勢での懇親会後…。そんな夜にふと立ち寄り、羽を休めたくなる店だ。

 「グランジュテ」。バレエの動作を表す言葉で、店名に「飛躍」の意味を込めた。ガラス張りの出入り口からのぞくカウンターにイタリアンとフレンチの品々が並ぶ。オープンは4月。イタリア料理店などで修行したオーナーの鈴木秀彦(すずきひでひこ)さん(38)は「女性が一人で入れる店にしたかった」と語る。

Web写真館に別カットの写真

 店一番のこだわりはオーガニックワイン(税別800円~)。仏・ロワール地方の赤ワインを注文。口に含むとほのかな渋みと酸味が広がり、ふっ~と息が漏れた。

 まずは半熟卵にアンチョビベースのソースをかけた「ウフマヨ」(同400円)。ナイフを入れると黄身がドロッと流れる。塩気とマスタードの程良い刺激が飽きさせず、どんな酒にも合いそうだ。

 国産牛のサーロウインを使ったローストビーフ(同1600円)は自慢の一皿。自家製ポン酢のさっぱりとした中に、肉のうまみがあふれた。最後は「ゆっくりトマトソースで煮込んだトリッパ!」(同700円)。ハチノスは柔らかな口溶けで心も体も温まる。

 「楽しかったと言ってもらえるのがうれしい」と鈴木さん。カウンター越しや客同士の会話も妙味の一つ。きっと、すてきな大人の放課後を過ごせることだろう。

メモ 宇都宮市江野町4の10 スタンドビル1階▽営業時間 午後6時からでラストオーダーは午前0時▽カウンター10席、テラスのテーブル4席▽定休日 月曜▽(問)028・612・1603。