【栃木】市は15日までに、家財整理や遺品整理で出るごみを収集する許可業者を市ホームページで公表した。高齢者世帯が増える中、家財整理などに伴うごみ処理に困っている市民の声に対応した。こうした業者の公表は、県内の市町では初めてという。市環境課は「家財整理や遺品整理で出るごみ収集のニーズはますます増加すると考えられる。許可業者なので間違いなく処分できる。公表により市民の選択の幅が広がると思う」としている。

 同日の定例記者会見で市が明らかにした。

 家財整理や遺品整理で出るごみについて市は、一般の家庭ごみとして収集。粗大ごみの場合は窓口で予約を受けて有料で軒先回収し、その他は分別によるステーション収集を行っている。市清掃工場「とちぎクリーンプラザ」への直接搬入も有料で受け付けている。

 しかし高齢者世帯や1人暮らし世帯の高齢者からは、「粗大ごみは重くて外に運び出せない」「分別していないごみの回収をお願いしたい」といった要望が増加。全国的には違法業者との処分料金トラブルなども問題になっており、9月定例市議会一般質問でも家財整理を巡る問題が取り上げられた。