民進党の再生策が協議された13日の常任幹事会。同党県連代表の福田昭夫(ふくだあきお)衆院議員は党幹事長代理として出席し、地方の意見を尊重するよう訴えた。一方、本県の同党関係者には戸惑いも見られ、党の行く末を案じる声が上がった。

 「党の支持率が低く参院選を戦えないという声があったが、衆院、参院でしっかりとやっていけば必ず上がる。衆院民進党の存在感を示す必要がある」。常任幹事会後、下野新聞社の取材に応じた福田氏は、党の存続を重視する考えを強調した。

 常任幹事会は冒頭を除き非公開で、約2時間にわたって議論が交わされた。福田氏は、執行部から「新党」の立ち上げなどの党再生策が示されたことを受け、「基本的には、衆参それぞれで議論し、地方の意見をきちんと聞いた上で決めるべきだ」と求めた。

 また党の支持率低下について「衆院で民進党がなくなったと思われている。(衆院会派の)『無所属の会』の名称に民進党を加えた上で、まずはしっかりとやるべきだ」などと考えを述べたという。

 一方、県議らには不安や戸惑いも見られた。松井正一(まついしょういち)県連幹事長は「先行きが見通せないので地方議員としては大変不安」とした上で、「衆院選の総括を踏まえて党をどう再生するか明らかにしてほしい。統一地方選に向けても強い方針が示されないと地方は動けない」と話した。