足利工大付属高男子バレーボール部で部員だった2年男子生徒(17)が男性コーチ(66)や他の部員に暴行されたとして県警に被害届が出た問題で、同校は12日、出場が決まっている来年1月の春高バレー全国大会について「高体連(高等学校体育連盟)やバレーボール協会から連絡は来ておらず、辞退は検討していない」と、予定通り出場する考えを改めて示した。

 同校によると、男性コーチは6月29日、男子生徒を体育教官室で正座させ、部内で禁止されていた女子マネジャーとの交際を問い詰め、胸を複数回蹴りけがをさせた。昨年度末には、部員が寮の部屋や体育館で男子生徒の顔を蹴るなどの暴力があったという。生徒側は今月7日、足利署に被害届を提出した。

 同校は11月30日に記者会見で経緯を説明した際、「部員に非はない」として大会に出場する考えを示していた。