足利工大付属高男子バレーボール部で6月下旬、部員だった2年生男子生徒(17)が男性コーチ(66)に蹴られてけがをした問題で、足利署が傷害の疑いなどで捜査に着手したことが11日、捜査関係者への取材で分かった。生徒側から被害届が出され受理したという。男性コーチの傷害に加え、部員2人の暴行容疑も視野に捜査するとみられる。

 県警や同校によると、コーチは6月29日の練習中、生徒を体育教官室で正座させ、女子マネジャーとの交際を問い詰め、胸を複数回蹴ったとされる。生徒は弾みで後ろに倒れ、約1週間のけがをしたという。

 また、3月ごろには部員2人から別々に、寮の部屋などで顔を蹴られるなどの暴行を受けたという。生徒側が夏ごろ、コーチの暴行を校長に相談する中で同校は部員の暴行を把握した。

 生徒側はコーチによる傷害容疑と部員2人の暴行容疑の3件について被害届を提出した。県警は任意で捜査を進める方針という。