【宇都宮】2016年度の市立小中学校での不登校は、小学生が前年度比7人増の163人(0・58%)、中学生は同77人増の524人(3・97%)だったことが27日までに、市教育委員会の調査で分かった。いずれも全国平均(小学生0・48%、中学生3・01%)を上回った。特に中学1年生の増加が目立った。

 調査対象は市立小学校児童2万8100人、中学校生徒1万3214人。年間30日以上欠席の児童生徒を「長期欠席者」と定義し、心理的・情緒的・社会的要因などにより登校しないか、したくてもできない状況を「不登校」としている。

 学年別で最多は中学3年生の196人。特徴的なのは、同1年生で、154人だが前年度に比べ51人増えた。このうち107人は中学進学後に不登校になっており、学校に関係する要因は「いじめを除く友人関係をめぐる問題」「学業不振」「入学、転編入学、進級時の不適応」等が多い。不規則な生活習慣などの「家庭に係る状況」も要因の一つとして挙げている。

 また、不登校児童の5割、同生徒の6割が年間登校日数の半分以上に当たる90日以上欠席。特に小学生は前年度比で10ポイント以上高くなった。