2016年の県内救急搬送患者数(速報値)は7万2157人で、7年連続で過去最多を更新したことが22日、分かった。急速に進展する高齢化の影響が要因とみられ、救急要請から医療機関搬送までに要した時間も微増となった。県は、在宅医療や介護施設との連携強化などで、搬送患者数や搬送時間の抑制を図る方針。

 同日、県庁で開かれた県救急・災害医療運営協議会で県幹部が明らかにした。

 県内12消防本部・局が119番通報を受けて医療機関に搬送した患者数を集計した。16年は前年より1347人増えた。高齢者の救急搬送は、06~15年までの10年間で約4割も増えており、県は「高齢化の進展とともに、今後も増加が見込まれる」と予測している。