宇都宮市役所に浮かび上がったオレンジリボン=1日午後6時、同市旭1丁目

 児童虐待防止推進月間初日の1日夜、宇都宮市は虐待防止を象徴する「オレンジリボン」で本庁舎北側の窓を彩った。市として初の試みで、ポリ袋72枚を用いてデザインし照明を当てた。市は地域による子育て家庭の見守りを加速し虐待防止を促進したい考え。土日を除く15日までの各日午後5~7時、市民にアピールする。

 オレンジリボン運動は、小山市の兄弟虐待死事件をきっかけに始まった。宇都宮市子ども家庭支援室の増山孝之(ますやまたかゆき)室長は「子育て家族が社会から孤立しないことが最も大事。子どもや母親を見守る気持ちを感じてほしい」と願いを込めた。長男(1)と同市役所を訪れた同市在住の会社員仮谷一輝(かりたにかずき)さん(42)は「ほかの子どものことも気に掛けなければという気持ちになった」と話した。

 県庁舎本館では2日夜から5日朝まで、布を窓に張りオレンジリボンを浮かび上がらせる。