県教育委員会は7日、足利高と足利女子高の統合・共学化や、宇都宮中央女子高の共学化などを盛り込んだ2018~22年度の第2期県立高校再編計画を決定した。実施年度はいずれも22年度。計画案を巡っては、足利、足利女子、宇都宮中央女子の3校の同窓生などから反対意見が挙がったが、変更はなかった。宇田貞夫(うださだお)県教育長は同日の定例記者会見で「伝統や校風など学校が持つ尊厳に十分配慮した上で、地域の期待に応えられる魅力と活力ある学校づくりに努める」と述べた。

 県教委は7月に計画案を公表し、説明会やパブリック・コメントなどを実施。パブコメなどに455件の意見が集まったほか、足利女子高同窓会からは存続を求める3472人分の署名が提出された。

 計画ではこのほか、1学年4学級以上の適正規模の確保が難しい周縁部の小規模校を「特例校」として維持。18年度に日光明峰高を2学級、馬頭高を3学級の特例校とし、今後の入学者数次第では募集を停止する。

 また実施時期が未定だった職業系学科の改編については、栃木農業高、栃木工業高が19年度、小山北桜高、足利工業高、那須清峰高が20年度と決めた。栃木農業高は現在の5学科を環境デザインなど新設の4学科に改編する。