【宇都宮】市は子どもの貧困対策の一環で小学校1年時の7月に支給していた「新入学学用品費」について、2018年度分から入学前の3月に「入学準備金」として前倒し支給する。保護者の一時立て替えの手間を省き、購入時期に近付ける。市教委によると、全国的に支給時期の前倒しが広がっているという。

 対象は、就学援助制度の準要保護認定基準に該当する人で、18年度に市内の公立小学校に入学予定の児童の保護者。市は要保護に準ずる世帯として、児童扶養手当受給や、世帯の合計所得が生活保護基準の1・3倍未満の世帯などを認定。市は約230人の受給を想定している。

 準備金の使途はランドセルや体操着などの購入などで、保護者が判断する。支給額は4万600円。市は17年度入学者分から、従来の2万470円から引き上げた。

 市は、中学校入学予定者に対しても3月に入学準備金を支給する取り組みを16年度に始めた。今回、小学校入学予定者にも前倒し支給を拡大する。