ブリッツェン・小野寺、岡がワンツーフィニッシュ JPTおおいたクリテリウム 

 自転車ロードレースの国内最高峰ツアー「Jプロツアー第20戦・おおいたいこいの道クリテリウム」は14日、大分市内の公道特設周回コース(全長33キロ=1周1・1キロ×30周)で行われ、宇都宮ブリッツェンの小野寺玲(おのでられい)が43分17秒で今季2勝目を飾った。

◆ 残り5周、プラン通りの展開

 最終コーナーを立ち上がり、その先に見えたのはまっさらなフィニッシュラインと指揮官のガッツポーズだった。ゴールスプリントを制し、優勝をものにした宇都宮ブリッツェンの小野寺玲は「最高の勝利。みんなの協力があってこその勝ちだった」。2位の岡篤志も「余裕を持ってゴールできた。玲のことは刺せなかったけど」と笑った。

 2015、16年とチームが表彰台の中央を守ってきた相性がいいレース。今回も全てがプラン通りだった。

 残り5周を切ってから満を持して動いた。昨年王者の鈴木譲(すずきゆずる)を中心に、それまで集団をコントロールしていたマトリックス・パワータグの隊列に割って入り、雨沢毅明(あめざわたけあき)、阿部嵩之がジャブを打ってライバルの脚を消耗させた。

 最終周回には主導権を完全掌握。阿部が発射台となり、小野寺と岡を連れて一気に先頭へ。180度の最終コーナーからのスプリントで他を引き離し、フィニッシュラインに飛び込んだ。「緻密な作戦とチームワークが生きた」と清水裕輔(しみずゆうすけ)監督も納得の勝利だった。