未来への伝言、いよいよ開封 20年前に手紙入れた人の来場呼び掛け 下野・グリムの里

 【下野】下古山の一般財団法人「グリムの里いしばし」は11月3日、1997年にグリムの森内に埋められたタイムカプセルの開封式典を行う。カプセルには当時、1千人以上が手紙を入れており、実行委員長の伊沢勝彦(いざわかつひこ)同法人理事長(78)は「一人でも多くの人と開封を楽しみたい」と来場を呼び掛けている。

 タイムカプセル事業は当時の石橋町が、グリムの里事業の拠点として建設した「グリムの館」の1周年記念として企画した。埋設する1年前から同館内にボックスを用意し、「20年後に宛先に郵送されます」として募集。計1205通の手紙が集まった。両親、子ども、孫など、親しい人へ、と呼び掛けたが、20年後の自分に宛てた人も多かったという。

 1997(平成9)年は、12月に地球温暖化防止京都会議開幕し、京都議定書が採択された。流行語大賞は「失楽園」。女子高校生の間で流行が続いていたルーズソックスから、紺色のハイソックスが人気の流れとなった。

 手紙は直径60センチの合成樹脂製の円球に入れて埋設した。