石の街の魅力、シンポやバスツアーで探る 11月に宇都宮「大谷石研究会」

 【宇都宮】NPO法人大谷石研究会は11月18日、大谷町の市城山地区市民センターで「石の街うつのみやシンポジウム」を開く。内外装に大谷石が使われた帝国ホテルの旧本館、通称「ライト館」に焦点を当て「大谷」の魅力を探るほか、全国の「石の街」と交流することで、同会が開催を目指す全国石の街サミット開催への足掛かりとしたい考えだ。

 ライト館は1923年(大正12年)に米国人建築家フランク・ロイド・ライトが手掛けて完成。67~68年に老朽化などのため解体された。現在、玄関部分は愛知県犬山市の博物館明治村に移築されている。

 シンポでは、宇都宮美術館の橋本優子(はしもとゆうこ)主任学芸員がライト館になぜ大谷石が使われたかなどについて語る。このほか宇都宮大地域デザイン科学部の安森亮雄(やすもりあきお)准教授や、大谷石石材協同組合の石下光良(いしげみつよし)理事長らが講演。パネルディスカッションを行う。

 シンポは午後1~4時半。入場無料。事前申し込み必要。

 シンポ翌日の19日には、市内の大谷石建築のうち同会が調査した旧上河内町内の芦沼町・上田(うわだ)町の石蔵集落のほか、県指定文化財の屏風岩・渡辺家の石蔵や地下採掘場跡、露天掘り採掘場、カトリック松が峰教会などを巡るバスツアーを開催する。