第48回衆院選は10日、公示される。5年にわたる安倍政権の評価が最大の争点。政権維持を目指す自民、公明両党に対し、小池百合子(こいけゆりこ)代表(東京都知事)率いる希望の党、日本維新の会は改革を訴える。これに、希望に合流しなかった民進党の枝野幸男(えだのゆきお)元官房長官らでつくる立憲民主党、共産、社民両党が加わり、3極が争う構図。希望の風がどのように吹くか注目される。県内では5小選挙区に自民、希望、共産の3党などから16人が立候補を予定。各陣営とも事実上の選挙戦に突入している。投開票日は22日。

 県内小選挙区の立候補予定者は前回より2人多い。自民は全選挙区に擁立。希望、共産は4選挙区に立てる。民進は空白区の3、5区での擁立を断念し、無所属となった2人と希望に移った1人を支援する。諸派の幸福実現党が1人。新旧別では前職6人、元職1人、新人9人。このうち女性は1人。

 衆院解散直前に希望が結成され、民進が分裂したことで、県内小選挙区の対立の構図は一変。1、3、4、5区で自民と希望が激突する。2区は共産が立候補予定者を取り下げたため、自民と民進系無所属の一騎打ちとなる。

 自民は全小選挙区での勝利を目指す。希望は“小池旋風”に乗り、県内でも風が起こせるかが焦点だ。民進は立候補予定者が希望と無所属に分かれたが、推薦する3選挙区で全力を尽くす。共産は2区以外に擁立し、比例票の上積みを狙う。

 比例代表北関東ブロックには8日現在、4人の本県関係者が単独立候補する見通し。公明が前職と新人の2人、共産、幸福が各1人。自民は9日に名簿を発表する予定。