「いちご市」踊りでPR  鹿沼の3団体、秋まつりで初披露

 【鹿沼】いちご市を踊りでも支援しようと、県郷土芸能保存協会副会長で日本舞踊の村井町、若柳吉明美(わかやぎきちあけみ)(本名橋本美代子(はしもとみよ)さん(90)が手掛けた「栃木苺(いちご)音頭」の振り付けが8日、仲町の鹿沼秋まつり会場で初披露された。昨年、いちご市を宣言した市を盛り上げようと橋本さんが同音頭に着目し、1年かけて親しみやすい踊りを完成させた。これから橋本さんに指導を仰ぐ各団体が県内外に広めていくという。

 初披露したのは鹿沼舞踊会、市民謡民舞連合会、市老人クラブ連合会女性部の3団体の計約100人。三味線は市内在住で小唄民謡西派家元の西邦満佐(にしくにまさ)さん、尺八は日本民謡協会師範教授の岡田貢峰(おかだこうほう)さん=宇都宮市砥上(とかみ)町=らが務めた豪華版。3団体はこの日のために猛練習してきたという。

 「栃木苺音頭」は日光市の故塩月竜峰(しおつきりゅうほう)さんが約25年前に作ったとされる。歌詞は「栃木名物数々あれど栃木苺は日本一 そだんべ父ちゃん母ちゃんが 蝶(チョウ)よ花よと育てた苺…」と4番まで続く軽快な曲だ。

 「鹿沼音頭」、佐藤信(さとうしん)市長が生で歌った民謡調の「鹿沼ぶっつけ秋まつり」に続き、最後の「栃木苺音頭」の踊りは会場を埋めた見物客から大きな拍手を浴びた。