商品パッケージのキャラ弁本出版 大田原のまこつさん どっとこちゃんもキャラ弁に

商品パッケージのキャラ弁本出版 大田原のまこつさん どっとこちゃんもキャラ弁に

 柔軟剤や菓子、ドッグフード−。商品パッケージをモチーフに大田原市の主婦まこつさん(33)が作るキャラ弁が、高い完成度で話題だ。写真共有アプリ「インスタグラム」のフォロワー数は約12万5千人。先月にはキャラ弁を紹介した「愛と憎しみを込めた旦那への猟奇的弁当」(KADOKAWA・1296円)を出版したまこつさんに、下野新聞版のキャラ弁で作り方のこつを伝授してもらった。

 まこつさんは同市出身。18歳で上京し、24歳の時に南真琴(みなみまこと)の芸名でファッション雑誌「小悪魔ageha」のモデルに。まこつの愛称で人気となった。30歳で同市に戻り、結婚した。

 キャラ弁熱に火が付いたのきっかけは、2014年に作った夫の実家の犬をモチーフにした弁当。夫の喜んだ姿がうれしかったため、その後は「パッケージを再現した弁当を広げたら、笑って疲れが飛ぶのでは」と週2回ほどキャラ弁を作っている。

 まず、のりとスライスチーズ、スマートフォンかタブレット、トレーシングペーパー、カッターナイフを用意する。再現したい画像をスマホに出し、ペーパーになぞったら、のりをペーパーに重ねて輪郭をカッターで切り抜く。次にのりをチーズの上に置き、ようじでチーズを切り抜く。「のりは新しいとパリパリして割れるので、前もって密閉袋から出しておくと切りやすい」とまこつさん。

 細い線を作るにはそうめんや冷や麦が便利。ウインナーはかたどったり、文字に使ったりと活躍する食材だという。

 忠実に再現するのに肝心なのは、食材の色。ピンクはしば漬けなど、紫は紫キャベツを用いる。緑は「きれいに貼り付けられて発色もいい」と、塩ゆでした小松菜を勧める。青系は食紅を使っている。

 今回、作ってもらったのは下野新聞社のキャラクター「どっとこちゃん」と題字。どっとこちゃんの髪の毛はイカスミパスタのソースを塗ったチーズ、頬のピンクはハム、角と足のオレンジはチェダーチーズで表現した。題字の背景はかまぼこや冷や麦を食紅で色づけした。

 出版した本ではキャラ弁50種類や取り入れやすいおかずの作り方などを紹介。まこつさんは「多くの人にキャラ弁作りを楽しんでほしい」と呼び掛けている。