父親似で「寡黙で職人気質」という姉の藤原さん(右)と、「明るく客受けがいい」と評判の妹の加藤さん=10月下旬、東京都豊島区

父親似で「寡黙で職人気質」という姉の藤原さん(右)と、「明るく客受けがいい」と評判の妹の加藤さん=10月下旬、東京都豊島区

故上沢敏夫さん

父親似で「寡黙で職人気質」という姉の藤原さん(右)と、「明るく客受けがいい」と評判の妹の加藤さん=10月下旬、東京都豊島区 父親似で「寡黙で職人気質」という姉の藤原さん(右)と、「明るく客受けがいい」と評判の妹の加藤さん=10月下旬、東京都豊島区 故上沢敏夫さん

 奥日光の男体山の登山シーズンは25日で幕を閉じたが、東京・池袋には年間を通じてにぎわう“男体山”がある。創業47年の居酒屋「もつ焼(やき)男体山」。鹿沼市出身の父の遺志を継ぐ姉妹が切り盛りする老舗だ。職人肌で客に慕われた先代の言葉を胸に、姉妹は今日も焼き台に向かう。

 22日夜、池袋駅東口から徒歩3分の路地裏。「男体山」と書かれた赤ちょうちんが提がる店に1人、また1人と吸い込まれていく。20年来の常連客の男性(79)は「ここのもつは天下一品だ」と赤ら顔で話した。