県内出版社が発刊した多彩な本に見入る来場者=昨年の第9回県出版文化展

 第10回県出版文化展が3、4の両日、宇都宮市のオリオン通りで開催される。県内出版社11社の書籍や雑誌約600点を展示販売するほか、市民が出店する古本市や絵本づくりなどを繰り広げる。読書の秋の人気イベントとして定着し、実行委員長の卯木伸男(うきのぶお)・随想舎社長(60)は「本県の出版文化を高めるため、書店との連携を強めていきたい」と意欲をみせる。

 同文化展は県内の出版社の横のつながりを強めようと2009年に始まった。背景に「出版不況」といわれる厳しい経営環境があった。第1回は13社が参加し、歴史や地理、雑誌などのジャンル別に約500点を展示。出版社の個性を紹介するコーナーも設けた。