10日公示−22日投開票の衆院選で、栃木2区から立候補予定の民進党の前職福田昭夫(ふくだあきお)氏(69)は3日、無所属で立候補する意向を表明した。福田氏は希望の党への合流を表明していたが、同党が同日発表した第1次公認候補には含まれていなかった。

 福田氏は同日、日光市内で後援会の会合を開き、無所属で立候補することの承認を得た。会合後の記者会見では「希望の党から立候補の政策協定書が昨晩送られてきたが、とても理解不能な内容だった」と説明。代表を務める小池百合子(こいけゆりこ)東京都知事の憲法観や安全保障政策に違和感を覚えたことも、無所属での立候補を決めた理由に挙げた。

 一方、希望の党が同日発表した第1次公認候補者に、本県小選挙区では1区の元職柏倉祐司(かしわくらゆうじ)氏(48)、3区の新人渡辺美由紀(わたなべみゆき)氏(58)、4区の新人藤岡隆雄(ふじおかたかお)氏(40)、5区の新人大豆生田(おおまみうだ)実(みのる)氏(51)の4人が決まった。

 1区から立候補予定の民進党の新人渡辺典喜(わたなべのりよし)氏(34)は希望の党への合流を表明していたが、柏倉氏が公認されたことで1区での希望の党公認はなくなった。渡辺氏は下野新聞社の取材に対し、引き続き1区から立候補する意向を示した上で「無所属で出るか、立憲民主党から出るかの2択だ。4日に記者会見を開いて明らかにする」と答えた。