水量が減った大谷川の中州や水中を捜索する捜査員たち=26日午前、日光市稲荷町2丁目

 7月に観光で日光市を訪れたフランス国籍、教員補助ベロン・ティフェヌ・マリー・アリックスさん(36)が行方不明になっていることを受け、県警は26日、同市日光小近くの大谷川流域を捜索した。川の水位が下がり、あらわになった中州や浅くなった川底などを新たに調べたが、手掛かりなどの発見には至らなかった。行方不明から間もなく3カ月となる。

 ベロンさんは7月27日に来日。同月29日午前10時ごろ、日光市内の宿泊施設を外出した後、行方が分からなくなった。県警はこれまで二十数回の捜索で、延べ約1500人の捜査員を動員。神橋より上流域を中心に捜索してきたが、今回は台風の影響などでできなかった同校付近の水中などを調べた。

 この日はベロンさんの兄ダミアンさん(38)と、いとこのエマニュエルさん(32)が見守る中、日光署員など約60人態勢で捜索を実施した。ヘリやドローン、警察犬2匹も投入した。

 県警生活安全企画課の木川英司(きかわえいじ)人身安全対策指導官は「一日も早く手掛かりを見つけ、家族に安心してもらいたい」と話した。

 情報提供は同署、電話0288・53・0110。