県警は、事件認知後すぐに犯人確保の態勢を組む緊急配備を積極的に発令している。2015年を境に発令件数は増加傾向にあり、18年上半期(1~6月)は201件を数え、既に15年1年間の件数を超えた。県警通信指令課によると、殺人や強盗などの事件のほか、15年からは窃盗事件にも緊急配備を発令している。刑法犯認知件数が減少する中、より積極的な発令が可能になり、迅速な捜査着手に力を入れているという。

 緊急配備は110番や県内各警察署から要請があった際、同課が発令する。発令後は事案に応じて指定されたエリアの警察署員らが検問や張り込みを行うほか、機動捜査隊や機動警察隊、航空隊も現場に急行して捜査に当たる。

 県内の発令件数は13年289件、14年231件、15年191件と減少傾向だったが、その後は増加に転じた。16年261件、17年320件と大幅に増え、18年上半期は前年同期を59件上回っている。