事故や病気の後遺症で記憶力や判断力に障害が出る「高次脳機能障害」を抱える人を身近な地域で支援するため県は26日、県内5病院を「地域支援拠点機関」に初めて指定した。5病院の社会福祉士や精神保健福祉士などの専門職に支援コーディネーターとしての役割を持たせ、就労などの社会復帰に向けたサポートを身近な地域できめ細かく行う。

 高次脳機能障害は外見で判断しにくい上、先天的な障害でないことから「見えない障害」とされる。16年度の国の調査を基にした推計で、県内は約5千人に上る。

 地域支援拠点機関となる5病院は、足利赤十字病院(足利市)と国際医療福祉大学病院(那須塩原市)、県医師会塩原温泉病院(同市)、真岡中央クリニック(真岡市)、リハビリテーション花の舎病院(野木町)。