衆院栃木3区へのくら替え出馬に意欲を見せていた無所属の渡辺喜美(わたなべよしみ)参院議員(65)は30日、10日公示−22日投開票の衆院選出馬を断念したと明らかにした。大田原市内で同日開かれた後援会地区代表者会議の後、記者団の取材に応じた。

 渡辺喜氏は新党「希望の党」からの出馬を検討していた。

 今後については「参院で政界再編の大仕事が残っている」と強調。同党の小池百合子(こいけゆりこ)代表側から「参院に残ってほしいという要請があった。断腸の思いで受け入れた」と理由を説明した。さらに、急な解散による選挙の準備不足も挙げた。

 一方、「今回は一回パスする」として、今後の衆院へのくら替えについては含みを持たせた。

 栃木3区については「必ず誰かは立てる。(自分に代わる)人材を説得中」と話し、同氏周辺の候補者を同党から擁立するという。