元足利市長の会社役員大豆生田実(おおまみうだみのる)氏(51)は29日、県庁記者クラブで記者会見し、10月10日公示−同22日投開票の衆院選に栃木5区から立候補すると表明した。小池百合子(こいけゆりこ)東京都知事が代表を務める「希望の党」から公認を受ける予定。大豆生田氏は「地域主権と構造改革を徹底的に進めていく」と訴えた。

 昨年9月ごろ、小池知事の周辺から国政への出馬の打診があったという。「しがらみのない政治や行政改革などの考え方は極めて近い」と強調した。同10月に小池知事が立ち上げた政治塾「希望の塾」にも参加していた。

 立候補の理由について「安倍政権の賞味期限が過ぎていると強く感じる。二大政党が拮抗(きっこう)して国政の議論がされる、健全な民主主義にしたい」と説明。「構造改革はしがらみのない政治集団でなければできない。足利市政での経験が役に立つと思う」と述べた。

 大豆生田氏は1995年に足利市議に初当選。県議を経て、2009年4月、3度目の挑戦で市長に当選した。13年4月に再選を目指したが、現市長の和泉(いずみ)聡(さとし)氏に僅差で敗れた。

 5区はほかに、自民党前職の茂木敏充(もてぎとしみつ)氏(61)、共産党新人の川上均(かわかみひとし)氏(61)が立候補を予定している。