【とちぎ衆院選】関連業者、大わらわ 事務所設営、用紙印刷、鉢植え花…

 衆院解散から一夜明け、選挙事務所や開票所の設営、投開票関連用紙の印刷など、総選挙を裏方で支える業者の動きが慌ただしさを増している。ただでさえイベントなどが集中する季節なのに、10月10日の公示まで2週間足らずの短期戦。県や市町の選挙管理委員会も総選挙モードにギアを入れ替えている。

 宇都宮市内のイベント業者は早くも選挙事務所1カ所、開票所2カ所の設営を引き受ける予定。必要なテーブルは約400台、いすは約700脚。特に開票所は当開票日前の金曜日に準備し、次の月曜日には撤収が求められる慌ただしさ。担当者は「アルバイトも活用して何とか対応するが、人や物の振り分けが大変。もうかる話ではないが、大切な選挙なので必ず引き受ける」と話す。

 不在者投票用の印刷物を扱うという県央の印刷会社は「急な仕事だが、慣れているので混乱はない。臨時的な収益になるのでありがたい」と歓迎する。

 選挙戦に花を添える鉢植えのコチョウランを扱う宇都宮市上横田町の「マロニエ洋らんパーク」も“特需”に期待を寄せる。選挙戦になると、当選までに30鉢ほどの注文が来る。国政選挙ともなると、1鉢5万円の7本立ちの注文も。担当者は「一つでも多く購入していただければうれしい」。