衆院が28日解散され、本県の各立候補予定者陣営は一斉に選挙態勢に入った。下野新聞社の調べによると、県内5小選挙区に17人が立候補を予定している。2014年衆院選から3人多い。

 政権与党の自民党は県内5選挙区すべてに前職を擁立する。党勢が低迷している民進党は3選挙区での擁立にこぎ着けたが、小池百合子(こいけゆりこ)都知事が代表を務める希望の党への合流が同日決定。情勢次第では5選挙区すべてで自民と希望が激突する格好だ。

 【1区】12期目を目指す自民前職の船田元(ふなだはじめ)氏(63)。解散直前に民進からの離党を表明し除籍処分となった元職柏倉祐司(かしわくらゆうじ)氏(48)は、無所属での出馬を準備しながら希望の公認を目指している。民進が急きょ擁立した新人の渡辺典喜(わたなべのりよし)氏(34)は、希望に合流する見通し。共産は青木弘(あおきひろし)氏(56)が挑む。

 【2区】自民前職の西川公也(にしかわこうや)氏(74)と、元知事で希望に合流するとみられる民進前職の福田昭夫(ふくだあきお)氏(69)が4度目の激突。共産は小池一徳(こいけかずのり)氏(56)を擁立する。

 【3区】自民前職の簗和生(やなかずお)氏(38)が3選を目指す。16年参院選で維新の会から当選したものの離党してくら替えを目指す渡辺喜美(わたなべよしみ)氏(65)は希望からの立候補を視野に入れている。共産は槙昌三(まきしょうぞう)氏(74)、幸福実現からは石渡剛(いしわたつよし)氏(48)が立候補する。

 【4区】自民前職の佐藤勉(さとうつとむ)氏(65)が8期目を目指し、民進から希望に合流するとみられる藤岡隆雄(ふじおかたかお)氏(40)が3度目の挑戦。共産は山崎寿彦(やまざきとしひこ)氏(64)を擁立する。

 【5区】9選を目指す経済再生相の茂木敏充(もてぎとしみつ)氏(61)に、共産は5度目の挑戦となる川上均(かわかみひとし)氏(61)が立候補。元足利市長の大豆生田実(おおまみうだみのる)氏(51)が立候補の意思を固め、希望からの出馬を目指している。