パリでの事業について和泉市長(右から2人目)に報告する足利ファイバーテクノロジープロジェクトのメンバー

 【足利】市内の繊維業者有志で構成する「足利ファイバーテクノロジープロジェクト」のメンバー2社が25日、フランス・パリで実施したプロモーション活動の結果を和泉(いずみ)聡(さとし)市長に報告した。持参した炭染めの生地を活用した製品が、12月にルーブル美術館内の展示スペースでの公開が決まるなど、成果を説明した。

 パリを訪れたのは初山染工(初山亮二(はつやまりょうじ)社長)といろどり(須永浩吉(すながこうきち)社長)の2社。初山社長(54)はこれまで、パリのデザイン学校で炭染めを教えたり、いろどりが製造した生地を教材として販売したりした。

 訪問は8~15日の日程で実施した。デザイン関係の学校5校を訪問し、連携を確認。インターンシップとして学生を市内の繊維企業に派遣したいという打診もあったという。

 25日は初山社長と須永社長(61)、足利ファイバーテクノロジープロジェクトの田野雅己(たのまさみ)代表(65)が市役所を訪れた。田野代表は「パリとのつながりができつつある。足利の本気度が伝わってきた」と話した。

 同プロジェクトは市内の繊維業者18社で構成。2年前に初めてパリで技術力をPRする展示会を開くなど、繊維産業を国内外に発信する活動を続けている。