ドキュメンタリー映画「奇跡の小学校の物語」について語る安孫子監督(右から2人目)

城山西小のシンボル孝子桜=2017年3月

ドキュメンタリー映画「奇跡の小学校の物語」について語る安孫子監督(右から2人目)
城山西小のシンボル孝子桜=2017年3月

 【宇都宮】小規模特認校の城山西小を舞台にしたドキュメンタリー映画「奇跡の小学校の物語 この学校はなくさない!」の完成報告記者会見が25日、市役所で開かれた。安孫子亘(あびこわたる)監督は「『学校をなくさない』という地域の一体感、エネルギーを伝えたい」と語った。来年2月から全国で順次公開予定。

 映画は、児童減で廃校の危機にあった同校が舞台。教職員、住民、保護者、行政がアイデアを出し合い、一丸となって特色ある学校づくりを進め、児童を増やした軌跡を記録した。

 安孫子監督は「地元のいいところを使って学校を立て直したのは素晴らしいアイデアで、『ここだからできた』ということではなく他でもできるよ、ということもテーマ」と話した。映画製作実行委員会の北條将彦(ほうじょうまさひこ)実行委員長は「廃校の危機を乗り越えた事実を風化させたくない思いがあった。同じような状況にある学校の役に立ちたい」と話した。

 映画には大勢の児童や地域住民が登場し、同校のシンボル・孝子桜の樹勢と重ねながら同校の歴史を追っている。製作資金をクラウドファンディングで募り市内外から約260万円集まった。