スポチャン「夢翔館大田原」2人が全国頂点  原科さん全部門総合でV2 樫山君小太刀で初優勝

 【大田原】横浜市で開催された「第43回スポーツチャンバラ全日本選手権大会」で、美原1丁目のスポーツチャンバラ道場「夢翔(むしょう)館大田原」の横浜国立大3年原科太一(はらしなたいち)さん(20)が、全部門の総合優勝となるグランドチャンピオン(グラチャン)2連覇を達成した。同道場の那須塩原市大原間小6年樫山岬(かしやまみさき)君(11)も部門優勝を成し遂げた。

 スポーツチャンバラは空気が入った柔らかい筒状の剣を一対一で打ち合い、有効打を競う。8月27日に開かれた国内最大級の同大会には全国から約1千人が参加し、11部門に分かれトーナメント形式で実力を競った。

 原科さんは長剣と小太刀を構えて戦う「二刀」初段以上の部などにエントリー。右膝のけがを抱えながらも部門優勝を勝ち取った。各部門の優勝者同士で競うグラチャン戦では、強豪相手に安定感のある戦いを展開。最終戦の相手は長さが長剣の倍ある長槍(ちょうそう)の選手で、先制点を取られる苦しい立ち上がりとなったが、その後、相手をコート際に追い詰めるなど攻勢に転じ2対1で勝利を収めた。

 原科さんは「周囲の期待に応えられてよかった。来年は前人未到の3連覇を目指す」と話した。

 一方、樫山君は「小太刀」5~6級の部などにエントリー。「(原科さんから)試合前に励まされ、試合で自分らしい動きができた」と振り返る。