靴やランドセルの提供を呼び掛ける藤岡ライオンズクラブの幹部ら

 【栃木】藤岡ライオンズクラブ(石川岩一(いしかわいわいち)会長)は、スリランカの子どもたちに靴やランドセルを届ける「君にもできる愛の贈り物プロジェクト!」をスタートした。長年の内戦の影響で十分な教育環境にない子どもたちを支援することが狙い。日本の家庭に眠る品の提供を広く呼び掛けている。

 プロジェクトは、インドネシアの中学校へ楽器やパソコンを寄贈してきたのに続く同クラブの草の根国際交流活動。「提供側の子どもには、ボランティア精神や物を大切にする心を育んでもらいたい」という思いもある。

 きっかけは現在は会員でもあるスリランカ人の中古建設機器買い取り販売業トゥシタ・ペレーラさん(42)=大平町西水代=から、母国の現状を聞いたことだった。スリランカは26年間続いた内戦が2009年に終結。インフラの復興や地雷の除去などが進められているものの、教育環境の整備まで手が回っていないという。ペレーラさんは母国へ重機などを輸出するコンテナに車いすを一緒に積んで送っている。

 昨年12月には、石川会長ら5人がスリランカ山間部の学校などを視察した。窓もなく家畜小屋のような建物で、学用品は不足し、はだしのまま生活する子どもたちが多数いたという。