県農業大学校で行われたロボットを使った収穫の実習=24日午後、宇都宮市内

 先端技術を活用したスマート農業を推進する県は24日、とちぎ農産物マーケティング協会などと協力し、宇都宮市の県農業大学校で最新の農業用ロボットの実演を行った。同校学生や県内農業関係者ら約100人が参加し、最新の農業機器を体験した。

 全国的な農業者の減少や高齢化が進む中、農作業の負担を軽減する機器を知ってもらうのが狙い。

 実演が行われたのは、日本総合研究所(東京都)の自律多機能型ロボット「MY DONKEY(マイドンキー)」やクボタ(大阪市)のパワーアシストスーツなど、農作業を支援する5社6種の農業機器。

 マイドンキーは、四つの車輪が付いた移動型ロボット。人や物を認識して追従したり、自律走行したりして収穫物の運搬や農薬の散布作業などを行う。リモコンによる操作も可能で、全長約100センチ、幅約85センチ、高さ約65センチ、耐荷重は50キロ。

 同校の果樹園ではブドウやナシの収穫の実習が行われ、参加者がマイドンキーを使った農作業を体験した。矢板市長井、リンゴ農家渡辺幸史(わたなべさちふみ)さん(60)は「自分の農園でどんな使い方ができるか考えながら見てました」と話していた。