10月10日公示、同22日投開票を軸に調整されている衆院選で、民進党で栃木1区から立候補を予定していた柏倉祐司(かしわくらゆうじ)氏(48)は20日、下野新聞社の取材に対し、同党を離党し無所属で立候補する意向を示した。核・ミサイルの挑発行為を繰り返す北朝鮮問題に対し「具体案を示せていない」と党の安全保障政策を批判。無所属で、幅広い層への浸透を目指す。同党で離党者が相次ぐ中、党県連も大幅な選挙戦略の見直しを迫られそうだ。 

 柏倉氏によると、19日に県連幹部に辞意を表明。慰留されたが、20日にあらためて辞意を示し、党本部宛てに離党届を発送したという。安全保障関連法について「成立過程に問題はあったが、緊張が高まる中、現行法制で国民を守ることに傾注すべきだ」と指摘。同法廃止を求める民進への失望を強調した。

 無所属で選挙戦に臨む一方、小池百合子(こいけゆりこ)東京都知事側近の若狭勝(わかさまさる)衆院議員や細野豪志(ほそのごうし)元環境相らが立ち上げを目指す新党について「選択肢の一つ」とした。