ブレックス歴代社長ら、創立10年思い出語る 宇都宮で特別イベント

 B1栃木ブレックスは19日夜、宇都宮市江野町のオリオンスクエアでチーム創設10周年の特別トークイベントを開き、山谷拓志(やまやたかし)前社長(現B2茨城代表)や鎌田真吾(かまたしんご)社長などが創設期の苦労話などを披露した。

 ブレックスは2007年、県内初のプロチームとして誕生した。イベントには約200人のファンらが集まり、当時を知る10人が写真で当時を振り返りながら、チームへの思いを熱く語った。

 山谷前社長は設立当初、チケットが売れずに訪問販売した裏話や、選手不足で練習に3人しか集まらなかったエピソードなどを次々に披露。「プロバスケが確立していない中、入団してくれた粋な選手たちだった」と感謝し、2年目の08年の田臥勇太(たぶせゆうた)入団を、「衝撃だった。信じられなかった」と興奮冷めやらぬ様子で振り返った。

 スポンサー獲得に苦心した時期、「伝説的な営業力」(山谷前社長)を発揮した鎌田社長は「Bリーグは1年で注目されたが、これを10年続けないといけない。ブレックスがリーダーシップを取るので20年、30年と応援してほしい」とさらなる支援を呼び掛けた。

 ファン歴10年という宇都市中今泉3丁目、公務員田崎博之(たさきひろゆき)さん(39)は「試合からは分からない歴史を聞けて楽しかった」と満足そうだった。