小山の住宅地、25年ぶり地価上昇 栃木県内基準地価

 県は19日、7月1日時点の県内地価(基準地価、447地点)を公表した。1平方メートル当たりの平均を見ると、前年と比べ住宅地では小山市が25年ぶり、下野市が22年ぶりにそれぞれプラスへ転じた。上昇率はともに0・1%。商業地では下野市が3年連続で上昇のプラス0・9%、宇都宮市はプラス0・3%と26年ぶりに上昇した。県央や県南のJR宇都宮線沿線と主要道路沿いで回復傾向が続いている。

 1平方メートル当たりの平均価格は住宅地(307地点)が3万2800円、商業地(103地点)が6万6400円だった。住宅地がマイナス1・0%で25年連続、商業地はマイナス1・1%と26年連続で下落したが、下落幅はともに0・2ポイント改善し、6年連続で縮小した。

 住宅地で最も上昇率が高かったのは宇都宮市元今泉7丁目でプラス4・0%の10万5千円、次いで同市元今泉5丁目がプラス3・8%の10万8千円と続き、JR宇都宮駅東側の上昇が目立った。同市元今泉5丁目は最高地点にもなっており、21年ぶりにトップとなった前年は同市昭和2丁目と共に同率1位だったが、今年は単独のトップ。

 商業地の上昇率トップは下野市祇園1丁目でプラス1・9%の10万9千円。最高地点は、6年連続で宇都宮市池上町となり、前年と同じ31万7千円だった。

 市町別で下落率が最も大きかったのは、住宅地で那須町のマイナス3・0%、商業地では茂木町のマイナス3・9%だった。