92歳藤田さん、ハーモニカ公演に出演 24日の本番へ準備 那須塩原

 【那須塩原】地域の愛好家らでつくる「西那須野ハーモニカ・フレンズ」に所属する藤田(ふじた)ハナさん(92)=下大貫=が、24日に市内で開かれるコンサートを前に練習に励んでいる。市のシニア向け講座をきっかけに、ハーモニカの音色に魅了され20年。月4回の練習をほぼ休まずに参加し、今回は「埴生(はにゅう)の宿」など3曲を披露する。藤田さんは「ハーモニカを通じた多くの人との交流が楽しくて続けられた」と本番に向け、準備を進めている。

 ハーモニカを始めたのは72歳の時。シニア向け講座の講師だった故山脇敏夫(やまわきとしお)さんのハーモニカの演奏に引き込まれた。講座の後、ハーモニカを教えてほしいと頼み込み、夫の俊一(しゅんいち)さんを誘って週1回、矢板市の山脇さんの自宅へ通い続けた。その後、長女の青木和代(あおきかずよ)さん(65)も加わり、親子3人でハーモニカの練習に取り組んだ。

 2年後、西那須野ハーモニカ・フレンズが設立されると3人で入会。2004年に俊一さんが他界し、現在は和代さんと練習に通っている。県ハーモニカ協会によると、藤田さんは協会加盟会員の中で最高齢だという。

 練習と並行して、福祉施設などで行うボランティアの演奏会もライフワークとして組んでいる。