那須塩原、オーストリアの東京五輪キャンプ地に 現地で調印式

 2020年東京五輪・パラリンピックで事前キャンプ誘致を進める那須塩原市は15日、ホストタウン登録の相手国オーストリアのウィーンで、同国五輪委員会と事前キャンプ実施へ相互協力する協定書を締結した。同日開かれた調印式で、君島寛(きみじまひろし)市長とクリストフ・シーベラ同国五輪委スポーツ局長が調印した。参加選手数など詳細は20年3月末までに決まり別途合意書を締結するが、事実上の誘致決定となる。

 協定は、那須塩原市内でのオーストリアの事前キャンプ実施を目的とし、必要な施設など練習環境の提供や、滞在中の交流プログラムの開催、五輪後も継続したスポーツ・文化交流の実施などを定めた。

 市は練習会場としてプールやトレーニングルームを備えた「市にしなすの運動公園」、人工芝2面、天然芝1面のサッカーグラウンドがある「市青木サッカー場」を予定している。

 競技は出場権獲得の可否に左右されるが、市は主たる競技としてトライアスロンに照準を定め準備を進めている。18年春に横浜市で行われる「世界トライアスロンシリーズ」に出場する同国の事前キャンプ地としてすでに内定しており、16日に同国トライアスロン連合とも協定を締結する。