自転車ロードレースのジャパンカップは21日、宇都宮市森林公園周回コース(10・3キロ×14周=144・2キロ)でロードレースを行い、23歳のロブ・パワー(オーストラリア、ミッチェルトン・スコット)が3時間44分0秒で初優勝した。県勢は宇都宮ブリッツェンの雨沢毅明(あめざわたけあき)の16位が最高だった。
国際自転車競技連合(UCI)の規則改定に伴い、例年の約1・8倍の122選手が出走。序盤からブリッツェン勢がメイン集団をコントロールし、11周回目の途中まで先頭を率いた。その後はアタック合戦の末、最終周回までに6人の先頭集団が形成され、最後はパワーがアントワン・トールク(オランダ、ロットNL・ユンボ)との一騎打ちに競り勝った。
前回王者のマルコ・カノラ(イタリア、NIPPO・ヴィーニファンティーニ)は6位、20日のクリテリウムを制したジョン・デゲンコルプ(ドイツ、トレック・セガフレード)は43位だった。